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乾燥肌の原因は寒暖差も影響される!

本格的な冬の季節になり、寒さも増してきた今日この頃

寒い季節は空気も乾燥してシワになりやすいと、想像する方は多いかと思います。

 

そもそも乾燥肌とはどう言う状態かと言いますと

お肌の表面は天然保湿因子と言うお肌内部の水分を保持する働きによって保湿されていますが、乾燥肌とはこの天然保湿因子が不足している状態です。

天然保湿因子はターンオーバー(新陳代謝)の過程で作られるフィラグリンによって作られます。

 

この天然保湿因子は汗にも含まれていて、水分をキープする働きがあります。

 

冬は汗由来の天然保湿因子が少なくなり、更に乾燥肌の方は元々フィラグリンを作る力が弱いので、両方からの天然保湿因子が少なくなり、肌内部の水分を保持できずに乾燥してしまうのです。

 

ポイントは汗由来の天然保湿因子を増やすこと!

 

要するに汗をかくことですね!

汗をかくためには、運動や入浴など体を温めることです。

 

体を温めると血液の循環も良くなるので栄養が行き届き、お肌にとっても体にとってもとても重要なことです。

 

その他洗浄力の強い洗顔剤(アルカリ性)で洗顔をすると、せっかく作られて天然保湿因子まで洗い流してしまうので、アミノ酸系の洗顔剤を使ったり、洗顔の時間を10~20秒ぐらいで行うのが良いでしょう!

洗顔後にお肌が突っ張る様でしたら、天然保湿因子が洗い流された合図です。

 

そして寒暖差も乾燥肌の原因になります。

 

お肌はバリア機能と言う肌表面には外からの細菌や大気汚染、花粉などからお肌を守ってくれる働きがあります。

しかしそのバリア機能や保湿力を高めてくれるガスパーゼ14と言う酵素の働きが、寒暖差によって弱まってしまいます。

季節の変わり目や、暖かい部屋から外へ出た時、寒い場所から暖かい場所へ移動した時なども寒暖差の影響を受けます。

 

ガスパーゼ14が減少すると、角質が未熟な状態になり天然保湿因子も作られにくくなります。

するとバリア機能が弱まって敏感肌や乾燥肌になって、ゆらぎ肌になりやすく、「赤くなる」「痒くなる」「湿疹ができる」などの症状がおきます。

 

ではガスパーゼ14を増やすにはどうしたら良いのか?

 

それはビタミンDの栄養素摂ることです。

鮭や鯖、鰯などに多く含まれているので、積極的に摂ると良いです。

食品では無理と言う方はビタミン剤でも良いです。

ビタミンDは日光浴によって皮膚で作られますが、紫外線によってシミやシワ、毛穴の開き、ニキビなどのデメリットもありますので、体の一部だけ日に当たる様にして下さい。

夏でしたら10分位、冬でしたら20分位当たると良いです。

 

その他緑茶に含まれるポリフェノールもガスパーゼ14を増やしてくれます。

 

乾燥肌を改善してシワになりにくいお肌になるには、なんと言ってもしっかり保湿してお肌のバリア機能を高めることですので、ご自分の合ったやり方で取り入れてみて下さいね!

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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