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炎症はお肌の大敵

炎症は様々な肌トラブルの原因になります。

抗炎症成分が配合された化粧品が非常に大切です!

では、炎症が原因になる肌トラブルにはどの様なものがあるのでしょうか?

そもそも炎症は、赤み、痒み(痛み)、腫れなどを伴う反応のことを言いますので、炎症が起こると赤くなったり、痒くなったりします。

特に乾燥肌、敏感肌の方は、お肌の「バリア機能」が弱まっているので、異物が簡単に侵入してきてしまうので、炎症が起こりやすいタイプと言えます。

なので、抗炎症成分が配合された化粧品は必ず使う様にしましょう!

炎症でシミになる
シミと一言で言っても大きく4パターンのシミがあります。

①老人性色素斑

主に紫外線が原因のシミです。

②肝斑

主に女性ホルモンのバランスが乱れることでできるシミです。

③そばかす(雀卵斑)

主に遺伝的な要因が強いシミです。

④炎症後色素沈着(炎症性色素沈着)

主に炎症が原因でできるシミです。

ここでは、④炎症後色素沈着を取り上げます。

これは虫刺され、火傷、傷など外部からの刺激が原因で炎症が起こり、その結果メラニン色素が集まってくることで、作られるシミになります。

そもそもメラニン色素は「お肌を守るため」に作られる物質なので、外部刺激による炎症によってメラニン色素が過剰に作られます。

大切なのは刺激になるような行動はなるべくやらないことです。

例えば虫刺されによって痒くなっても掻かない

洗顔の時にゴシゴシと洗わない、拭かない

寝返りの時に枕カバーで擦れたりするのも刺激になるので、なるべく滑々の素材を使う

赤くなってしまった場合は、お薬などで赤みを引かして、その後は抗炎症成分が配合された化粧品を使ってシミを予防しましょう!

炎症でニキビになる
ニキビになるメカニズムは、

①毛穴が「角栓」によって塞がれる

②毛穴の内部に「皮脂」が溜まってしまう

③皮脂をエサにする「アクネ菌」が過剰に繁殖する

④炎症が起こる(赤くなる)

という流れです。

つまり、ニキビは「炎症反応」の一種と言えます。

なので、ニキビができてしまってお肌が赤くなっている人は、炎症が起こっているという事ですので、抗炎症成分が配合された化粧品を使ってニキビを鎮めましょう。

炎症でシワになるお肌の「真皮」は、

・コラーゲン

・エラスチン

・ヒアルロン酸

で主に構成されています。

この3つがしっかりと存在していれば、お肌に弾力やハリを与えることができるのですが、3つの構造が崩れてしまうと、皮膚の重みを支えきれずに、シワやたるみを引き起こしてしまいます。

そして、3つの構造を崩してしまう原因に、「紫外線」(UV-A)があります。

紫外線は真皮の構造を直接壊してしまうという働きの他にも、真皮内で「MMP」(マトリックス・メタロ・プロテアーゼ)という酵素を過剰に作らせるという働きがあります。

MMPは、コラーゲンやエラスチンなどを「分解」する酵素なので、過剰に作られると真皮の構造が分解されてしまい、シワやたるみを引き起こします。

MMPは怖いですね・・・。

実は、紫外線以外にもMMPを過剰に作らせてしまうものがあります。

それは、「炎症」です!

炎症が起こると真皮内で過剰にMMPが作られて、その結果シワやたるみになってしまうのです。

なので、シワやたるみを防ぐためにも抗炎症成分が配合された化粧品使いましょう!

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