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シミ対策に必要な美容アイテムは?

4月の今頃からはUVAが強くなり、5月頃からはUVBが強くなってきます。

 

紫外線はお肌にとってダメージを与える大きな要因です。

光老化と言われているように、シワやたるみ、シミ、毛穴の開き、ニキビ、等々、老化の原因の9割が紫外線です。

 

UVAはお肌の奥にある真皮層と言う所にダメージを与えます。

真皮層には弾力をもたらすコラーゲンやエラスチン、そして水分保持を担っているヒアルロン酸などが存在しています。

 

ですからダメージを受けるとシワやたるみとなってしまう訳です。

 

そしてもう一つUVBはお肌の表面部分にダメージを与えます。

紫外線が当たると皮膚がんにならない様に黒色色素を作って肌を守ります。

 

若い内は黒色色素はやがてさめて元に戻りますが、30代以降になるとそれがシミとなって現れます。

 

 

一旦シミになると改善するには時間とお金が掛かります。

だから早め早めの予防が大事です。

 

予防と言いますと、UVクリームや日傘、帽子、サングラスなどは必要アイテムですが、今日はスキンケアでの美容成分でどんなものが必要なのかをお話したいと思います。

 

 

 

美白成分の働きには大きく分けて2つ!

 

シミを予防するのか改善するのかです。

 

そしてそれぞれの働きがあります。

 

予防の働き

・情報伝達の阻止・・・メラノサイトの働きを活発化させる命令をブロックしてメラニンを作らせないことで予防します。

 

・抗酸化・・・メラニンが作られる過程で酸化してメラニンが作られるのを抗酸化によって予防します。

 

・メラニンの生成抑制・・・メラニンを必要以上に作らせない様に働きかけることで予防します。

 

 

改善の働き

・メラニンの還元・・・酸化したものから酸素をとることを還元といいます。美白成分の還元作用で、作られたメラニンを無色に戻しシミを薄くする作用で改善します。

 

・メラニンの排出・・・細胞を活性化させて、ターンオーバーを促進させることで黒色メラニンを排出させて改善します。

 

 

 

シミに対してどんな働きをするのかは美容成分によって異なります。

ですから、お肌の状態や目的に合わせた美白美容液などのアイテムを使わないと効果を発揮しません!

 

 

こんな理由で化粧品を購入したことはありませんか?

化粧品売り場で、販売員の方に勧められるがままに買ってしまった

お友達が良いと言っていたから同じものを購入

SNSなどでシミが消えたと宣伝していたから購入した

テレビCMなどでイメージが良かったからそのメーカーのものを購入

 

 

お友達の肌とあなたの肌は違いますし、悩みも違う場合があります。

SNSの宣伝は過大広告の場合もあります。裏切られることもあります。

特に広告は戦略的に作られています。購買力を注ぐのが上手です。

当たり前ですが、それがプロですから

 

 

冷静にご自身に必要なアイテムなのかを判断して頂くために

どんな美容成分がご自分にとって必要な成分なのかを分かって頂きたいです。

 

 

では具体的にどんな成分があるのかご紹介します。

 

情報伝達の阻止

・トラネキサム酸など

※肝斑の肌にも有効的です。

 

抗酸化作用

・ビタミンC誘導体

・フラーレン

・プラセンタ

など

 

メラニンの生成を抑制

・ビタミンC誘導体

・ハイドロキノン

・αアルブチン

・トラネキサム酸

など

 

メラニンの還元

・ビタミンC誘導体

・ハイドロキノン

・プラセンタ

など

 

メラニンの排出

・レチノール

・プラセンタ

など

 

 

 

紫外線の強くなってきている今からでも遅くはありません。予防と改善を併せて行うことが良いと思います。

 

どの段階で阻止して予防するのか

 

そして出来てしまったシミに対してどう改善させるのか

 

使い分けてシミケアすることをおすすめします。

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