5月は過ごしやすい時期ですが、紫外線の強い時期でもあります。
紫外線はお肌にとって過酷な状態を作ります。
紫外線はシミやシワ、たるみ、肌荒れ等の原因になると言う認識は多く方にあります。
しかし意外と思われるますが、ニキビの原因にもなるのです。
紫外線がニキビの原因になる理由は、紫外線によって肌のバリア機能を低下させてしまうからです。
※バリア機能とは、体内の水分を保持して乾燥を防ぎ、外部からの異物の侵入を防ぐ役割があります。
紫外線を浴びると肌表面の水分が蒸発し、乾燥した状態になるため、肌のバリア機能が低下してしまうのです。
そのため、肌のターンオーバーが乱れて古い角質が剥がれないまま留まってしまうので、毛穴を塞いでニキビができてしまいます。
(紫外線による肌への影響のメカニズム)
1. 毛穴を詰まらせる
紫外線を浴びることで肌が乾燥してバリア機能を低下させ、ターンオーバーの乱れを起こします。
正常にターンオーバーができないと古い角質が毛穴の出口を塞いで詰まらせ、毛穴内でニキビの原因菌となるアクネ菌を増殖させてしまうのです。
2. 皮脂を酸化させる
皮脂は皮脂膜として肌を覆い、乾燥や外部の刺激から守る役割があります。
しかし、紫外線は皮脂を酸化させる働きもあるため、皮脂を酸化させて硬くしてしまうのです。
そうなると毛穴詰まりを起こし、ニキビができる原因になります。
3. アクネ菌を繁殖させる
ニキビの原因となるアクネ菌は、元々肌表面に常在している菌ですが、増殖するとニキビを作る原因になります。
アクネ菌によって生産されるポルフィリンという酵素は、紫外線によって活性酸素を発生し、皮脂を酸化させ炎症を起こしてしまうのです。
紫外線はニキビの原因となるアクネ菌に直接影響を及ぼしてしまうため、新たにニキビを作ったり悪化させる原因になります。
どんな方も紫外線対策は怠らない事が大切です。
UVクリームを付けるのは当たり前で、その効果は汗によって無くなりますので、2.3時間置きにつけ直す事をおすすめします。
また、付ける時期も一年中必要で、曇りの日も付けて下さい。
そしてニキビもエイジングの予防にもクレンジング剤で毛穴をお掃除して、紫外線によって酸化しない様に抗酸化作用のあるサプリメント等で予防が大切です。
紫外線やストレス、大気汚染、食品添加物、たばこ等々あらゆる事で活性酸素のダメージを受けますので、
健康のため、美容のため、どんな人も備えが必要です。
皆さん、しっかり予防対策して日々をお過ごし下さいね♪